土地の価値を最大化できる
環境配慮型木造建築
木造で不特定多数の人が利用する建築を検討する際、最も心配されるのが、火災に対する防火措置です。建築基準法では火災により建築物が倒壊することがないよう防火措置が義務付けられており「中高層木造建築」ではその基準をクリアする耐火構造の実現が可能です。
建築基準法では準防火地域に計画する耐火建築物及び準耐火建築物について建ぺい率を10%加算できます。これまで実現できなかった耐火建築物が木造で建築可能となることで、コストを削減しながら土地の価値を最大限に引き出すことが出来ます。
右のグラフは鉄と木材を同じ火力で同じ時間熱した時の強度変化を示したものです。 鉄が短時間で強度が落ちるのに対し、木は800℃の熱でも約70%の強度を保っています。 それは木は火に触れると表面が炭化して層になり、この層が内部への燃え広がりや熱の侵入を抑えるからです。つまり火に対しての強度は木の方が鉄よりも強いといえます。
図 : 鉄・アルミニウム・木材の加熱による強度の低下(「木と日本の住まい」日本住宅・木材技術センター(1984)より)
木造は特に病院や高齢者施設、保育園などの社会福祉施設に適しています。入居者のメリットは居住空間としての親和性や転倒しても骨折しにくいことから快適で安全性の高い施設を建築することが可能です。
※想定賃料収入は、満室時を想定し弊社の査定により算出したもので、実際の賃料収入や利回りを保証するものではありません。
※表面利回りは、土地費用を考慮していません。
1cm単位の細かい設計が可能です。
変形地や狭小地でも
最大限に有効な面積を確保することで
土地の持つ潜在価値を引き出します。
RC造や鉄骨造のように
柱の形状が室内に
影響を及ぼすことがないので、
室内空間を最大限に活用できます。
敷地を有効活用するため、
勾配屋根にして
もうワンフロア計画する際、
RC造の場合、コンクリートの輻射熱で
室内の温度が上昇し、
熱中症のリスクを
高める可能性があります。
一方、木材は断熱性能が高いので、
もうワンフロアの快適性も
実現することが可能です。