海と淡路島を臨む、オーシャンビューの贅沢な立地に建つ社屋。道路から高低差のある敷地に建つ「3階建て中大規模木造建築」です。 警備保障業という職種上、これからリモートワークでの働き方を確立したいと考えておられたオーナー様。これまでの駅近で広すぎる旧社屋は、老朽化しており修繕やメンテナンスしていくのにも、コストがかかりすぎることに悩みを持たれていたそうです。こんなに費用がかかるのであれば、自然を感じられる場所でコンパクトな社屋を新築された方が良いと判断され、当社に依頼していただきました。 建設地は、海のないエリアで暮らしたことがないというオーナー様のご経験から、オーシャンビューの場所を選択。敷地内にある約3.5mの高低差を有効活用し、鉄骨でステージを組んだ駐車場を完備しています。社屋玄関は2階に設置。1.2階に事務室、3階に研修室を設けています。外観と内観は海の雰囲気に似合うよう、白を基調に。リゾート感あふれる室内から海が一望でき、ここがオフィスであることを忘れてしまいそうです。また、1.2階の事務所天井はあえて仕上げ材を貼らず、構造材をあらわしにしました。乱雑になりがちな電気配線にも気を使い、美しく見せる施工を施しています。海を感じ、波の音を聞きながら、働く・・・ワーケーションでの働き方をカタチにした社屋です。