data.姫路市苫編南 | S様邸 |
家族構成 | ご夫婦…2人 子供…2人 |
敷地面積 200.55㎡ 60.66坪 | 1階床面積 52.29㎡ |
建築面積 68.73㎡ | 2階床面積 64.59㎡ |
延床面積 116.88㎡ 35.35坪 |
キレイに整った新築の家は気持ち良いけれど、さらに数百年も経った古材を柱や梁として、部分的にでも取り入れると、家とぢてどっしりとした風格が付いたように感じるから不思議です。 「それは長い時を刻んできた古材ならではの重みでしょう」と、古材を専門に扱う「㈱コウエイ」の坂口周作社長は言います。同社の古材は兵庫や岡山 、鳥取、島根など、100年に渡って踏ん張 って建っていた家屋の元建材。各地で解体されて、毎月1200トンもの古材が同社へ運び込まれてきます。
数年前から「㈱コウエイ」には古材を住宅や店舗に一部活用したいと、建築業者や個人からの相談が頻繁に入り、古材の良さが改めて見直されています。今や古材は”魅せる”建材。和、洋風の空間 にもそれぞれ調和し、住まいに新たな趣を与えてくれそうです。
建材というより、今や意匠材として扱われる古材。ゴツゴツとした木肌、あめ色や黒褐色の濃い材色、曲がりやうねりを生かして製材されているものなど、様々 な個性があります。製材されてからも長い歴史を重ねてきた古材には、思わずその木肌にふれたくなる魅力があります。癒しとオリジナリティーの高い住空間を 演出したい際は、古材の活用もおすすめです。