2025.02.10
2/8(土)西宮モデルハウスにて「自宅で味わう!手作り味噌教室」を開催しました。
ご参加いただきました皆様、講師を務めてくださった奥田ようこ先生、本当にありがとう ございました。
大豆・麹・塩の3つの材料だけで出来る手づくり味噌。 はじめは麹と塩を混ぜ合わせる作業から。(混ぜ合わせたものを塩切り麹といいます。)
※このとき、手でしっかり混ぜると麹の力で手がすべすべになるそうです。
皆さんが作業している間、奥田先生が味噌の種類や由来などについてお話してくださいました。
味噌は昔から調味料や保存食としてだけでなく、貴重なたんぱく源として、また献上品としてなど、様々な用途で日本人の生活を支えてきました。材料や麹と塩の配合の違いで全く違う味噌になるなど、大変興味深いお話を聞くことができました。
塩切り麹が出来ると、次は茹でた大豆をビニール袋へ入れて、麺棒や手を使って大豆をつぶしていきます。1番根気のいる作業になりますが、麺棒を2本使いしてみたり、手の形を変えてみたり、皆さん試行錯誤されていました。モデルハウス全体が大豆のいい香りに満たされて、お腹がすいてきます。
続いて、つぶした大豆と塩切り麹を混ぜ合わせ、お団子状に丸めていきます。 ※丸めるときはハンバーグを作るように空気を抜きながら丸めます。
最後は保存用の袋にボール状にした味噌種をたたきつけて、しっかりと詰めていきます。 ※美味しくなーれと念じながら、しっかり押さえて空気を抜き切るのがポイントです。
味噌づくりは一旦ここで完成です!あとはご自宅で暖かくなるまではリビングで育てて、春になったら冷暗所で保管。夏を越したら、味見をして好みの味まで育てていきます。
手づくり味噌のポイントは素手でつくること。作る方の常在細菌が入ることで、そのご家庭の味に仕上がっていくため、さらに美味しいと感じるのかも知れません。
冬ごろには食べ頃になるようなので、出来上がりが待ち遠しいですね♪
味噌づくり後は、昨年、先生が作られた味噌を使って『具たくさんの豚汁と味噌おにぎり』をみんなで作りました。
たくさんあったおにぎりと豚汁をみなさん美味しそうに口に頬張りながら、あっという間に完食していました🥰
ご参加くださった皆様、ご自身で作られた味噌の出来上がりを楽しみにしていてくださいね。
西宮モデルハウスでは、今後も「暮らしを楽しく、豊かにするワークショップ」を予定しております。
次の機会もお楽しみに♪