2025.02.02
岩元 優輝
こんにちは!住空間設計Laboの岩元です。今回は、新しく発表された「子育てグリーン住宅支援事業」について、詳しくご紹介します。
実は、以前にも「子育てエコホーム支援」という制度がありましたが、今回の制度はそれをさらにパワーアップさせた内容になっています。
この制度は、エネルギー価格が高騰する中で子育て世代の負担を軽減しながら、環境に優しい省エネ住宅を広めていくことを目的としています。
特に2050年のカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)を目指しており、2030年までには新築住宅を「ZEH基準(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」にすることが義務化される予定です。
補助金額がアップ!
例えば、環境に優しい「GX志向型住宅」を建てる場合、最大160万円の補助が受けられます!
子育て世帯・若い夫婦世帯に特別な支援!
子育て世帯(18歳未満の子どもがいる)や若者夫婦世帯(夫婦のどちらかが39歳以下)は、さらに高額な補助金がもらえるチャンスがあります。
リフォームも対象!
既存の住宅をリフォームする場合でも、省エネ改修やエコ設備設置を行えば最大60万円の補助が受けられます。
最近よく耳にする「GX」という言葉ですが、これは「グリーントランスフォーメーション(Green Transformation)」の略です。
GX志向型住宅は、環境に配慮した未来志向の住宅で、以下のような特徴があります。
このようにGX志向型住宅は、住む人の光熱費を大きく削減しながら、環境保全にも貢献できる次世代の住宅です。
補助金を受けられないケースもあるので注意が必要です。
以下のような条件に該当する住宅は対象外になります。
詳しくは自治体に確認することをおすすめします!
以上、今回は子育てグリーン住宅支援事業のご紹介でした!