2024.10.12
道花 拓広
こんにちは。住空間設計Laboの道花です。
本日は開催まであと半年と迫った大阪万博のお話をしたいと思います。
今回のテーマは 「いのち輝く未来社会のデザイン」。各国のパビリオンや先進技術を取り入れた施設が集結し、未来の建築の姿を垣間見ることができるでしょう。万博の舞台となる夢洲(ゆめしま)には、建築家たちの創造性が結集した数々の注目すべき建物が登場する予定です。
まず目を引くのは、その圧倒的なスケールで存在感を示す「大屋根リング」。直径約2kmという巨大なリングが、会場の中心に堂々と構え、まるで未来都市のゲートウェイのように訪れる人々を迎え入れます。夢洲(ゆめしま)の広大な敷地を一体感のある空間にまとめ上げるこのリングは、訪問者がどこにいてもその存在を感じられるランドマーク的な建築物です。
リング状のデザインはシンプルでありながらも、圧倒的な存在感を持ち、会場全体の雰囲気を未来的なものに変える力を秘めています。
「大屋根リング」は、大阪・関西万博会場デザインプロデューサーで建築家の藤本壮介氏により構想され、完成時には世界最大級の木造建築物となります。
日本の神社仏閣などの建築に使用されてきた伝統的な貫(ぬき)接合に、現代の工法を加えて建築しており、屋上からは会場全体を様々な場所から見渡すことができるそうです。
ランドマークとなるだけでなく、訪れる人々を物理的にも感覚的にも包み込むような広がりを持たせるこの構造物は、建築に携わる人間としては是非体感しに行きたいと思います。
開催までにパビリオンの建設が間に合うのか?と不穏なニュースも目にしますが、無事開催出来る事を楽しみにしてます。
是非皆様もチェックしてみてください。