2024.01.13
保田_健太朗
明けましておめでとうございます!
Labo保田です。
今回は、建築デザインが美しさと共に自然環境への配慮を重視する方法について探っていきます。
建築物は、私たちの生活や活動の場として重要な役割を果たしますが、同時に周囲の自然環境への配慮も欠かせません。
景観の保全は、建物のデザインにおいて重要な要素です。
周辺の自然環境や景観と調和するようなデザインを選択することで、建物が周囲の風景に溶け込み、 一体感を生み出すことができます。
また、建物の形状や高さ、色彩なども、周囲の自然環境に配慮した選択が求められます。
さらに、生態系への影響を最小限に抑えるための工夫も重要です。
例えば、建物の配置や造成において、土地の地形や樹木の配置を考慮することで、生態系への影響を軽減することができます。
また、環境にやさしい建材の使用や、エネルギー効率の高い設備の導入も、環境への配慮を具体的に表す方法です。
私たちは、美しい建築デザインと自然環境の保全を両立させることも家づくりを行う上で重要な要素だと考えています。
茨木にあるLaboモデルハウスでは周辺の景観との調和を考慮した上で、外観の仕上げ色等を決めていますので、
周囲の風景に溶け込むような建物となっています。
また、角地に面しているため、建物の角部分は圧迫感を抑えるために庭スペースを設けており、
そこには約5メートルを超えるほどのシンボルツリーを植えています。
そうすることで周囲を通行する際は、見通しが良くなるのと同時に植物を目にすることの出来る豊かな街並みとなっています。
何気ない風景ですが、このような配慮をすることで、少しづつ豊かな街並みが形成されていくのだと思います。
余談ですが、自然環境へ配慮された新しいアートの形をご紹介させて頂きます。
こちらは大阪の長居公園にある、チームLaboの手掛ける自然の中でアートが体感できる ボタニカルガーデンになります。
日中は長居植物園として1年を通して四季が楽しめる施設として運営されており、
夜間はアートミュージアムとして雰囲気がガラッと変化します。
ボタニカルガーデンの特徴は生態系をアートと融合させており、 実のなる木から木へ鳥が移動する動きを利用して
鳥の軌跡に連動してアートの表情が常に変化し続けるという仕組みになっています。
その他にも、ワクワクするような仕掛けが沢山ありますので、興味をお持ち頂けましたら是非,一度足を運んでみてください。