2023.05.12
伊東 朋哉
こんにちは。住空間設計Laboの伊東です。
永く住まわれた古家を解体して、新築に建て替える場合、
よく古家の一部分を、新築する建物のどこかに使ってほしいと
ご要望されることがあります。
↑リビングと和室の間の垂れ壁に
古家の欄間を取り付けているところ
それは建具であったり、柱であったり、大小さまざまですが、
住まい手の愛着のあるモノに違いはありません。
こうした思い出のつまったモノを、新たに建てる住まいづくりに生かす、
というのも注文住宅の醍醐味であり、
Laboの住まいづくりの強みの一つです。
(左)和室に使われていた四方竹を (右)古家に使用していた建具を
床間の落としがけに再利用 リビングの引き戸に再利用
親世代の思い出を、子世代に継承していくことにもなりますね。
永く住み続けるためには大切なことだと思います。
5月20日(土)、21日(日)に完成見学会を開催する芦屋市の住まいも、
和室の床柱だった材を、飾り棚の膳板として生かしています。
Laboの住まいづくり、現地でぜひご体感ください。