2022.06.26
中川 仁
こんにちは!住空間設計Laboの中川でございます
梅雨に入りましたが、雨はあまり降らず暑い日が続いていますね( ;∀;)
本日はお打合せの中でお客様から良くご相談のある
『フローリング選び』についてお話させて頂きます♪
お住いのインテリアを決めるにあたってフローリング選びはとても重要になります!
フローリング一つで空間の印象も大きく変わります
そもそもどんな種類があるのか?価格帯は?それぞれのメリット・デメリットは?
とご質問をよく頂きます
まず種類についてですが、大きく2つに分かれます
『無垢フローリング(単層)』と『複合フローリング(複層)』です
無垢フローリングとは
一本の木から切り出した板をそのまま使うフローリングのことを言います
なんといっても、木そのものの質感や表情、肌触りを楽しむことができるのが特徴です!
また木の調湿作用もあり、天然木の香りがするのも魅力的ですね(^^♪
一枚の板で作られているため木の伸縮や膨張の影響で反りや隙間ができることがあったり
床暖房が使えない商品もあります
日常生活を送るうちキズや汚れがつきやすい面もあり、メンテナンスが必要となります
しっかりとメンテナンスをすれば
経年劣化で表情が変わりとても味わい深いフローリングになります!
もう一つの複合フローリングとは
複数の層で構成されたフローリングのことを言います
無垢に比べると、複数の層が合わさってできているので反りや収縮の心配がなく
床暖房に対応している物が多いです!
キズや凹みもにも強いものが多い為、お子様やペットのいる空間にも適しています!
無垢ほどの柔らかさがなかったり、調湿作用や香りも無垢には劣ります
こちらは『挽き板フローリング』『突き板フローリング』『シートフローリング』
と3種類のタイプがあります
挽き板フローリングは2~3㎜の厚さの天然木を表面に貼ってあり
見た目は無垢フローリングと大差なく、無垢同様の経年劣化も楽しむことができます
突き板フローリングは0.3〜1mm程度に薄くスライスした天然木を表面に貼ってあり
見た目は挽き板フローリング同様に、天然木の風合いを楽しむことができます
フローリング表面に塗装が施されている為、汚れや引きキズにも強いです!
シートフローリングは木目を再現したシートを表面に貼ってあり
木目や石目など様々な種類から選択することができます
最近のシートフローリングは優れており、本物の木や石のような質感を
再現している物が多いです!
このように、フローリング1つとっても様々な種類があり
それぞれの特徴、メリット・デメリットを考慮して選ぶ必要があります!
もう一つ、選ぶにあたって重要なのが『価格』です
メーカーやモノにもより価格設定は様々ですので一概には言えませんが
【価格高い】
『無垢フローリング』
『挽き板フローリング』
『突き板フローリング』
『シートフローリング』
【価格低い】
となることが多いです
憧れの無垢フローリングにしたいけど
家全体に採用するとなかなかパンチの効いた値段になるな…
と言うお声をよく聞きます
そこでいつもおすすめさせて頂いているのが
LDKなど家族が過ごすことの多い空間は無垢フローリングにして
その他のフローリングは標準的なものにすると
希望を叶えつつ、費用も抑えることができます!
フローリングは面積も多く、最も触れることの多い建材になります
じっくりとご検討を重ねてお選びください!
悩んだときは設計士にご相談いただければ、おススメのフローリングのご提案や
サンプルなどをご用意して詳しくご説明させて頂きます♪