2025.03.29
伊東 朋哉
こんにちは。住空間設計Laboの伊東です。
今回は、以前に照明計画についてブログでお伝えしました住まいを、
実例写真と合わせてご紹介したいと思います。
今時の住まいではLDKでもダウンライトを多用しますが、
ここではできるだけ天井面にダウンライトを設けずに
間接照明のみで全体の照度を確保し、
必要に応じてスタンド照明で補うという照明計画としました。
↑こちらがリビングの内観です。
ダウンライトやシーリングライトがないため、
天井面がすっきりと見え、かつ落ち着いた空間となります。
壁際の間接照明は、明るさを調整でき、色味も昼白色から電球色まで変えることが出来ます。
↑リビング側からキッチン側を見た内観です。
キッチンスペースの上部だけは、止むを得ず小口径のダウンライトを2灯だけ設けましたが、
ダイニングの上はペンダントライトの計画です。
間接照明によって照らされるやわらかな壁の明るさと、
ペンダント照明やスタンド照明による、重心の低い明かりが
落ち着いた空間をつくりあげます。
↓ちなみにトイレの照明も間接照明で計画しました。
隅の天井部分を折り上げて、ダウンライトが直接見えないように計画しています。
マンションやアパートで、昼白色のシーリングライトの元で暮らされていた方にとっては、
天井面の中央に照明器具が無い空間なんて暗いのでは?
と思われるかもしれません。
でもホテルやカフェ、高級レストランなど、心地よいと感じる空間には
意外とシーリングライトは使われていません。
ましてや昼白色の照明が使われていることはまず無いと思います。
住まいは「癒し」の空間であるべきですから
明るすぎたり、眩しすぎたりしない、落ち着く明かりの計画が必要ですね。
住まいづくりの参考になれば幸いです。