2024.10.08
伊東 朋哉
こんにちは。住空間設計Laboの伊東です。
今回は、Laboが提唱する「建築物理学に基づく快適な住まいづくり」において、
最も大切な「気密(防湿)施工」について、
実際、工事中の現場状況をご紹介したいと思います。
現在、大工工事中ですが、この「気密(防湿)施工」も
大工さんが施工してくれます。
↓下が気密シートを張った状態。
こだわったポイントは、床から天井までの高さのある防湿シート(幅3mものです!)を
横張りしているところです。
通常、1mや2mの幅のものを縦に張って、
継ぎ目に気密テープを張るのが一般的ですが、
ここは横張りしているので縦の継ぎ目はありません。
以前のブログでもお伝えしました通り、
気密施工の目的は、「水蒸気(湿気)」の移動を抑えること。
シート同士の継ぎ目を極力なくすことで、
非常に細かい粒子である「水蒸気」の出入りを防ぎます。
(詳しく知りたい方は以前のブログをご覧ください。
⇒https://www.jk-labo.com/blog/post-2669
気密テープ処理は、床との取り合いや窓の周りなど最小限に抑え、
壁は3m巾のシートを部屋の隅も連続して張っていきます。
後日、気密測定を実施。
結果、0.4㎠/㎡でした。Labo基準合格です!
以上、今回は現場からの気密施工のレポートでした。
このような気密(防湿)施工によって、
実際、どれくらい住まいが快適になるか。
それを体感できるモデルハウスが明石にあります。
ご興味のある方はぜひ一度ご体感ください。
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